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大航海時代Online Notos アテネ商会連合 公式サイトの商会・商館についてFAQ 商会への加入方法 商会がある街の商会管理局に行く ↓ 加入申請を行う ↓ 商会の代表と副代表にメールが届く ↓ 代表or副代表が加入許可を出す ↓ 商会管理局から加入許可のメールが届く ↓ 晴れて商会員 商会の設立の条件 正装度(爵位等々で変わる) 登録料1M㌦(1,000,000㌦) 名声合計 商会の設立の方法 注)条件を満たしていること 設立したい街の商会管理局に行く ↓ 商会設立のボタンをぽちっと押す このページは大航海時代オンラインまとめwiki(総括)の商会ページを参考しました。
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DOL 1 アムヘル、アムヘル交易 名倉 色つき、オレンジ、赤ネ、赤ネーム CC ジェノスク アムスバザー ケツクリ 航海者ならではのバイタリティーで、この窮地を乗り切ってください イケメン 工作員 ^^; DOL 大航海時代Onlineのこと 1 キルヒアイス上級大将のこと。商会長(代理 ゆずこん) 回線とめられて使えないことで有名 しかも早漏 決して名前では呼ばないように 1もしくはそこのksでおk アムヘル、アムヘル交易 アムステルダム~ヘルデル間を往復して交易すること ネデ国籍の序盤の資金稼ぎの定番 なお他国にも同様に資金稼ぎの定番ルートが存在する 名倉 船員のこと 航海中に出てくる船員の顔がお笑い芸人ネプチューンの名倉潤氏に似ていることから自然発生的に命名 色つき、オレンジ、赤ネ、赤ネーム 名前に色がついている、いわゆる賞金首のこと 危険海域で他の航海者を襲った者(いわゆるPK)か、亡命者のどちらか どちらにせよ危険海域に行かなければ襲われることはないので、序盤は気にする必要はない オレンジ色ってうんこ色っぽくね?うんこネーム? CC キャラクターチェンジの略 ジェノスク ジェノヴァとチュニスを往復するクエストまわしのこと。おすすめの海事レベルは15~28程度(ただし体験版だと20が上限) ジェノヴァでクエスト「商船狩り」を受け、達成後チュニスで報告。チュニスでクエスト「チュニス発の護送船」を受け、達成後ジェノヴァで報告。これを繰り返す ほかの海事クエストに比べれば比較的報酬が高く、経験値も多く入る 敵は若干強めなので艦隊を組んで戦うと効果的。ジェノヴァで艦隊募集をしていることが多いのでそれに参加するといい アムスバザー 有志が開催しているユーザーイベント アムステルダムで毎月第一金曜日に行われている ケツクリ 海事で戦闘中、自船の最後尾を敵から砲撃されクリティカルを喰らいアッー!となること 自称軍人がこれをやると恥ずかしい 航海者ならではのバイタリティーで、この窮地を乗り切ってください 俺に頼るな!テメー自身で何とかしやがれ!という意味 公式サイトのFAQの、投げやりな励ましが発端 イケメン ハンサムに言うとキレる 工作員 スレに沸く基地外 大航海時代にはどうもこいつの頻度が高いらしい 基本的に臭い、ファブリーズ必須 ^^; これ使われたら煽られてる IP多様でまじうぜえ つまりIPとくむとストレスマッハ
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このページはロンドンにある、とある商会「ねこきっさ」が集う酒場である 冒険者 商人 軍人
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ヴェネツィアに有益そうな情報をひたすらかき集めた場所です。 基本的にしたらば情報を勝手にまとめたものです。 ここを発見した人の数↓ - 人 初心者ガイド ・最初に躓きそうなとこを抜粋 交易品 ・アドリア海周辺の交易品まとめ 都市 ・特徴、座標、暴落耐性 交易ルート ・過去に提案された交易ルート 縫製のすすめ ・羽毛オンライン 工芸のすすめ ・ラグーザ⇔ザダール無限コンボ用 鋳造のすすめ ・趣味専用 調理のすすめ ・ピザでも喰ってろデb(ry 『大航海時代 Online』に関わる著作権、その他一切の知的財産権は、株式会社コーエーに帰属します。 (C)2005KOEI Co., Ltd. All rights reserved.
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PKバイナリ改造 大航海時代4の素敵な世界これらが”遺跡”扱い 1600年前後を舞台にしていると思われるけど、ちょっとおかしくね? サメの稚魚がキャビアの原産物 キャラの星座の設定 クリフォード軍他の輸送用戦列艦のアドバンテージ ペレイラ商会を育てる方法 PKバイナリ改造 https //egg.5ch.net/test/read.cgi/game/1551957448/192-204 *SafeDisc解除 大航海時代4神パッチ https //u11.getuploader.com/somewhere/download/31 pass dk4 大航海時代4の素敵な世界 これらが”遺跡”扱い マスジット=イ=シャー(1612年着工、1638年竣工) タージ・マハール廟(1632年着工、1653年竣工)もっとも、この2棟は3にもあったのだが… 1600年前後を舞台にしていると思われるけど、ちょっとおかしくね? 劇中で明確な歴史的事件はスペイン王(フェリペ2世)によるポルトガル王位継承・併合で、1580年。 ユリアン・ロペスが「少年」と呼称される年齢である事と、祖父エルネスト(1499年生)、祖母パウラ(1508年生)の生年を鑑みると、やはりこの辺りが妥当か。 カルロ、チェザーレの国籍がイタリア但しPS版、PK版の攻略本ではそれぞれ、ヴェネツィア、ジェノヴァとなっているが、ベネチアとジェノバは国ではないのでこれもまたおかしな話。 イファの国籍が韓国で、彼女と出会うのが京城。同じく攻略本では朝鮮。李氏朝鮮の正式国号である。また地名の京城は1910年からの日本統治時代になってからの呼称であり、本来ならこの当時は漢城の筈。現在のソウル特別市のあたりと考えられる。2021年発売のHD版では京城の名前は「漢城」に変更された。一応の時代設定に合わせたと思われる。 イアンの国籍がロシアイヴァン四世あるいはボリス・ゴドゥノフの時代なのでロシア・ツァーリ国の略称とすれば問題はない? ゲルハルトの国籍がドイツ攻略本ではドイツ諸侯、の場合も。 ウッディーンの国籍がアラブ民族的概念としてのアラブ人?因みに当時のバスラはオスマン帝国領 バスラは1534年にオスマン帝国のスレイマン1世が獲得、その後1623年にサファヴィー朝ペルシアのアッバース1世が奪還するも1638年に再度オスマン帝国が奪い返している リルの国籍がオランダ但しリル編冒頭でフェルナンドが「オランダは生まれたばかりの国だ」と言っているのでゲーム内では「オランダ」という国が存在している事になってるので問題ない 因みにオランダ独立戦争の勃発は1568年。国際的な承認を得たのは1648年のウェストファリア条約で。但し独立宣言は1581年なので、独立派とすればやはり問題のない発言である。そういう意味ではなく、そもそもこの時に独立したオランダは「ネーデルランド連邦共和国」であり、オランダは日本語の呼称。スペイン国籍?であると思われるフェルナンドやオランダ国籍のリルが、自国を「ネーデルランド」ではなく「オランダ」と言うのだろうか?そういう意味では問題あり。 なお、「国籍」という概念そのものが、18世紀に国民国家の成立に合わせて形成された概念なので注意。 リル編のイベントでレリースタッドが作れる現在のレリスタットであるが、之が誕生したのはかなり近代になってから。またゲーム中では、「この土地をポルダーと呼ぶ事にした」とあるが、ポルダーの干拓地造成自体はかなり前から始まっており、ポルダーという名称も既にあったと思われる。尚、この頃には現在のベームスター干拓地が誕生したとされる。 那覇の王宮が大名ゲーム中では那覇が日本扱いとなっているが、当時は琉球王国という日本とは別の独立国。よって大名は存在せず、本来なら国王であり、また当時は那覇という地名はなかったと思われる。 この頃相次いで建設されていたいわゆる「東インド会社」がない。 と、こまかく見ていくと不可思議な点はいくつもあるので、あくまでパラレル世界程度に考えておこう。シップ級やキャロネード砲の発明も、そもそも18世紀のものなのだから。 もっと突っ込むと、大航海時代シリーズ通して使用可能な航海用具「六分儀」も、18世紀に発明されたものであり15~16世紀には使えなかったものなのだが。 ポルトガル勢力のアルブケルケ軍・カストール商会がスペイン領セウタにシェアを持っている・・・?1415年、ポルトガルのエンリケ航海王子がセウタを占領。1580年、アヴィス王朝断絶と上述のフェリペ2世によるポルトガル王位継承によりセウタはスペイン領に。1668年リスボン条約でポルトガルは独立を回復するが、その時に正式にセウタをスペインに割譲している。よって、当時はポルトガル領セウタの最末期。 サメの稚魚がキャビアの原産物 キャビアはチョウザメという淡水魚(れっきとした硬骨魚)の卵であって、サメの卵ではない。 海で怪物として戦った後、稚魚が捕まるという演出からすると、卵胎生のサメが死に際に稚魚を産み落としたと考えられる。 だとするとチョウザメではありえない。 あるいは、艦隊が死闘を演じた相手が、その”稚魚”そのものだったすれば、それはそれで笑話でしかない。 なぜこんなおかしな事になったのかはよく分からないが、恐らく製作スタッフがチョウザメをサメの一種だと勘違いした物と思われる。 コーエーテクモは最近、こういういい加減なゲームが多くなってきたが、それをそのまま使うあたりが如何にもコーエーテクモらしいと言ってしまえばそれ迄だが。 キャラの星座の設定 フリオとカルロは、オリジナル版ではおうし座だが、以後のバージョン(PS版、パワーアップキット、ROTANOVA)ではみずがめ座になっている。 また、その違いも攻略本などで分かれている。 ハンドブック おうし座 マスターブック パワーアップキット攻略全書 ハイパーガイドブック みずがめ座 完全攻略マニュアル ROTANOVAガイドブック パワーアップキット版での説明 同じ誕生日で星座が違うのならともかく、おうし座とみずがめ座では同じ誕生日のはずがない。勝手に誕生日を変えないでよ(笑) 本来はおうし座のアルはパワーアップキット攻略全書ではおひつじ座、本来はやぎ座のアルカディウスはROTANOVAガイドブックではてんびん座となっているが、これらはおそらく誤植だろう。 キョータローはデフォルトの誕生日は7月17日のかに座だが、パワーアップキット攻略全書ではさそり座となっている。 クリフォード軍他の輸送用戦列艦のアドバンテージ 入手は拿捕限定なのでPKホドラムとキョータロー以外は入手不可能。 クリフォード軍他(たまーにシュパイヤーなどが持ってることも!)から拿捕できる輸送用戦列艦は、 拿捕後の改造で武装砲台4にして増したとしても、前帆後帆が帆なのに砲台108門で、航行性能も前帆後帆を帆にした場合と同じ縦帆横帆性能。 普通は造船所で戦列艦を買って同じように改造しても、108門にするには前後砲台にしないとならない。当然縦帆横帆性能が低下する。 前後が帆、主帆をスクエア トップセイル ステイ×3 海兵詰所4、武装砲台4で428人乗り武装砲台108門のちょっとした機動要塞になる。 ちなみにバルデス等からパクれる軍用ガレオンや軍用軽ガレオンは前帆は帆、後帆が砲でやや落ちるけど、同じように改造した店売りガレオンよりもスペックはいい。ホドラム編なら序盤でも賞金首のウィリアムから軍用ガレオンを拿捕できる。 クーンの武装シップや軍用コルベットも同じ。ティアルがベンガジのイベントをこなすと貰える軍用戦列艦も同様である。 これらを1隻だけ拿捕すればあとは造船所でコピーすれば同じのが造船できる。但し、砲が増える分必要人員も少し増える。 同じ武装系でも、武装ジャンクや武装大型ジャンクはボーナスつかないので注意!! 軍用だと軍用鉄甲船は残念ながらボーナスゼロ(ただし初期状態で追加装甲2が唯一ついてはいるが) ペレイラ商会を育てる方法 ペレイラ商会は追加キャラシナリオなどで普通にプレイしているとアチンとマカオが全く成長しないためクーンにボコられやすいが、この理由はNPCのAIが その地域に二つ以上シェアを持つ都市がないと交易や投資しない(例外はアチン所持時のインド洋の他都市は、なぜかアチンと交易するので成長する)→マカオが成長しない その地域に特産品が無いと交易や投資しない→アチンが成長しない という特徴を持っているからである 逆にいえば、アチンにこっちが投資すればナツメグが産物に加わるので交易し始めて成長していくし、マカオに関してはペレイラ商会の支配都市の産物がマカオで流行したりした場合のみ例外的に売り捌きに行くためその時だけ成長するし、あるいはクルシマが泉州のシェア独占後に戦わせて泉州など東アジアの都市のシェアをペレイラが奪えば都市間で交易しだす
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「見えたぞー!ヴァッサーだ!!」 マストの上から見張りの声が響いた。 テルデンとのあの会話から二週間の後、やっと目的地に到着したのだ。 「ようやく到着か。案外時間がかかったな。」 「仕方あるまい。アルヴィングの船は船足より船の安全を重視しているんだからね。それよりほら、マリユス見てご覧、ヴァッサー自慢の要塞だ。」 テルデンはそう言って陸の方を指さした。 その方向に目をやる。 ………なんだ、あれ。 テルデンの指さした方向には、完全に要塞化された小島がヴァッサーに面した湾を塞ぐように浮かんでいた。 要塞は戦略的要地に砦を設け、それらを堅牢な石壁で繋げたような五角形をしている。 砦には衛兵が詰めているらしく、時々巡邏中の衛兵の鎧が陽光を反射して輝いているのが見えた。 要塞の塔の天辺にはレヌリア帝国の国旗がはためいている。 紅地に双頭の竜が描かれたその旗を眺め、いつ見ても軍事大国らしい旗だなと思いながら要塞をもっと観察してみた。 砦も石壁も、高いというより厚いという印象を受ける。 砲弾の直撃を受けても、あれだけ壁が厚ければそう簡単に崩れたりはしないだろう。 石壁の所々には四角い穴が開いていて、そこから大砲が顔を覗かせていた。 おそらく航行中の船の横っ腹を吹き飛ばせるように、あの位置に置いているんだろう。 海側から襲い来る者たちはここで砲弾の洗礼を浴びて門前払いされてしまうというわけだ。 こいつは徹底的に大砲対策の施された近代的な要塞だ。 それくらい、大して軍事技術の教養のない俺にだって分かった。 故国アルヴィングにもあれと同じような形の要塞がいくつかあるからだ。 だが、ここまで徹底的に対策の施された要塞を見るのは初めてだ。 「驚いたかい?初めてヴァッサーを見た人は大抵ここで驚かされるんだよ。」 テルデンは驚愕を露わにしている俺を見て愉快そうに笑っている。 「ヴァッサーは豊かな街だからね。よく他国の私掠船団やら海賊やらが襲ってくるのさ。」 「なるほど、それでこんなに警備が厳しいのか。」 物々しい要塞島を尻目に船は湾内を滑るように進んでいく。 「しかしヴァッサーはでかい街だな。ひょっとしたらアルヴィングよりでかいかも。」 「レヌリア帝国最大の港湾都市だから。」 「……格が違うなぁ。」やれやれ、この街じゃあ俺は完全に田舎者扱いだな。 アルヴィングが都会だと思っていたからショックだ… 「なに、気にすることはないさ。街の大きさだけでその街の良さが決まる訳ではないのだからね。ヴァッサーにはヴァッサーの、アルヴィングにはアルヴィングの良いところがあるものさ。」テルデンはそう言うとニヤリと笑った。 どうでも良い事だが、テルデンは普通の笑みをあまり浮かべない。 今のようにニヤリと口の端を歪めて笑うばかりだ。最初は海賊のような笑い方で気味が悪かった。 しかし、テルデンは貴族的な風格を備えた人格者だ。ここまでの船旅でそれが良く分かった。 嵐にあった折には船長と並んで水夫たちを励まして荒波と大風を乗り切り、シーモンスターに襲われたときには自ら率先して銛を振るって追い払った。 結果、この船に乗っていた者たちは船長から一般の乗客まで皆が彼を慕うようになっていた。 俺もその例外では無く、今やテルデンの言うことなら大抵は疑いもせず信じ込んでいる。 別にそれで不都合なことも無かったからな。 中央大陸最大の港湾都市ヴァッサー。 かつては南のアルヴィング、東のルオレット、北のメイリンストックと並び、西のヴァッサーの名でその名を轟かせた四大海洋都市国家の一角、世界中の海を股にかける船乗りたちの国だった。 しかし数十年前にレヌリア帝国に併合され、その領土の一部となってからは船乗りの街の特徴である自由な気風は取り締まりの対象となり、かつてのような自由奔放な空気は今の街からは影も形もなくなってしまった。 とはいえ、帝国もこの街のことは貴重な財源と見なしており、さまざまな特権を与えてかなりの保護をしている。 いや、まあこれはテルデンに教えて貰った歴史の受け売りなんだけどな。 仲間が待っているという市場への道すがら、テルデンはお得意の蘊蓄を俺に披露してくれた。 「この街は都市国家として自由を謳歌するより、帝国に政治を丸投げして自分は安全にお金を稼ぐ道を選んだのさ。」 「自由と自決を捨てて従属するなんて俺には理解できないなぁ。」 「ヴァッサーの為政者たちはそうは考えなかったんだろう。まぁ実際、君の考えは間違っちゃいないよ。北方の機工王国ギムリアースなんかも未だに帝国の侵略に抵抗しているようだしね。」 ギムリアースの民兵団についての噂は俺もよく耳にしていた。 なんでも十数年前のレヌリア・ギムリアース戦争の結果をいまだに引き摺っていて、強く正統なギムリアースを取り戻すと公言して憚らない危険な国粋主義者たちの集まりなんだとか。 彼らの不穏な噂は、遠くアルヴィングまで届いていた。 ………その残虐なやり方も。 だが、俺個人としては彼らの信条を応援したい気分だ。 レヌリア帝国の覇権下でいつ潰されるかと帝国の顔色ばかり窺いながら細々と自治を保つ自分の故郷の事を思うと、他人事とは思えない親近感を感じる。 「やっぱりテルデンもそう思う?亡国の民になるなんて嫌なもんだぜ。きっと。」 俺にはアルヴィング公国が消滅するなんて事は想像できない。 自分の故郷が消えて無くなることを一体誰が望む? ヴァッサーを帝国に売り渡した当時の連中はそのことを何とも思わなかったんだろうか? 「ふむ、私はてっきり君が祖国に愛想を尽かして冒険家に志願したのだと思っていたが、意外に愛国者なのだな。」テルデンが眼を細めて俺の顔を見ながら呟いた。 ぞくりと背筋が粟立った。 テルデンと出会ってかれこれ二週間は経つが、いまだにこの表情には馴れることが出来ない。 テルデンは温厚な人物だが、いかんせん顔が怖いのだ。初見で損をするタイプだな。 「すっげぇ、これがヴァッサーの市場か。」 見渡す限り人、人、人。ヴァッサーの市場は大勢の人でごった返していた。 「ああ。とても活気づいているだろう?ここには毎日百隻近い数の船が出入りするからね。 異人種、異文化、異言語のるつぼさ。」そう言ってテルデンはいかにも商人らしい目付きで市場の目抜き通りにところ狭しと並んだ露店やら商店やらの品物を品定めしていた。 一方そのころ俺はといえば、通りの一角でやっていた大道芸にすっかり心を奪われていた。 今までほとんど眼にしたことのない肌の色(褐色に近い色)のセクシーな踊り子達が、音楽に合わせて踊っていたのだ。 彼女たちの着ている服は薄い更紗の舞踏着らしく、肌がギリギリの所まで見えていて、この大道芸を見ている観客の大半が男である理由が窺い知れた。 だが、そんな客へのサービスを抜きにしても彼女たちの踊りは素晴らしかった。 蝶のように可憐に舞い、くるくると回る彼女らの姿は、故郷の有名な教会のステンドグラスに描かれた『天使のワルツ』と呼ばれる題材をなんとなく思い起こさせた。 両手両足につけられた金色のアームレットとアンクレットが彼女らの動きに合わせて鈴のような音をたてている。 どうやら鈴に似た丸っこい楽器が飾りとしてくっついているらしい。 彼女たちがくるくると回る度に薄い更紗の舞踏着が大きく広がって、さながら天使の翼のように見える。 ………褐色の肌の天使、か。悪くないな。 などと一人妄想に耽りながら俺は踊りを眺めていた。 出来れば最後まで彼女たちの踊りを眺めていたかったのだが…… 現実は非情だった。 ちょうどクライマックスに入ったというところでテルデンの邪魔が入ったのだ。 「やあやあ、こいつは随分と良い品だ!マリユス、こっちに来て見てご覧!!」 唐突に何かを見つけたらしいテルデンが興奮したように大声を出して俺を呼んだため、俺は渋々舞姫たちから眼を背け、何事かとそちらに目をやった。 そこには真っ黒い粒が大量に入ったザルを見て、年甲斐もなく有頂天になっているテルデンの姿があった。 「おいマリユス、これがなんだか分かるかね?」 そう言ってテルデンは黒い粒を掌に載せて俺の鼻先に突きつけてきた。 「……見りゃわかる。胡椒だろ?」 「ご名答。」 「胡椒くらい商いやってるなら珍しくも無いだろうに、何をそんなに興奮してるんだ?」 「こいつがただの胡椒じゃないからだよ。」そう言ってテルデンはあのニヤリと口の端を歪める独特の笑みを浮かべた。 「おお、お客さんお目が高いねぇ。コイツがそんじょそこらの胡椒とはモノが違うって事をお分かりでいらっしゃる。」ザルの向こう側で胡座を掻いて座っている肌の浅黒い商人が得たりとばかりに得意げに語り始めた。 「こいつはずっと南東にある香料諸島で栽培されてる希少種の胡椒なんでさぁ。香り良し、色つや良し、ただの肉料理に一振りするだけであら不思議、世界で一番美味い肉料理に大変身で御座い!今なら一袋で帝国銀貨三十枚だよ!!」 その一言に俺は衝撃を受けた。 一時的に麗しの舞姫達の事が頭の中から吹っ飛んだほどだ。 え、今なんて言った?と思わず聞き返してしまった。 「帝国銀貨で三十枚だとさ。少し高いが、ま、今の時期では仕方がないか。」だがテルデンは落ち着き払っている。そして待て、この値段で高いだと? 「いや、ちょっと待ってくれよ。胡椒が銀貨三十枚だって?いくら何でも安すぎるだろ!?」 そう、俺の故郷アルヴィング公国では胡椒はそんなに安くなかった。 最安値の時の相場でも金貨で十五枚、銀貨換算で百五十枚くらいはした。 普段の相場であれば銀貨二百枚はくだらないような超のつく高級品のはずなんだ。 アルヴィングに限らず、気候風土の問題で香辛料が育たない中央大陸の大半の国々では胡椒のような香辛料はとても貴重な品だ。 しかしここヴァッサーでは事情が違うらしい。 胡椒がこんなに安い値段で手に入るとは、流石は大陸最大の港湾都市と言うべきなんだろうか……… 「レヌリア帝国は様々な国と通商関係を結んでいるからね。遠方の特産物でも国が運営している定期交易船団が決まった月に品物をこの街に荷揚げするのさ。で、その交易品をギルドが一括で買い上げて小売業者が売り捌く。間に第三国を置かない直接交易だから余計な税金もかからないし、街のギルドと帝国政府の協議のお陰で相場の変動も少ないから安定して値段を低く抑えられるんだよ。」 胡椒を買えるだけ買い込んで、待っているという仲間の所に向かう途中、テルデンからそう聞かされた。 ……なるほど、ギルドと政府が手を組むのもアリなのか。 ウチではギルドと政府は別行動をとっているから摩擦が生じやすい。 というかそもそもギルド自体が政府からの過干渉を嫌って商人達が設立したものであるため、政府との協調自体あり得ないと考える商人もいるほどだ。 お陰で商売に差し障りが出る場合もある。 そう考えると帝国のやり方もアリなのかもしれないな。 ただ、ギルドの存在価値はほぼ無いに等しくなるが…… ところでテルデンはさっきから何処に向かっているんだろうか。 市場でテルデンの仲間が待っているという話だったのだが、どうも事情が変わったらしい。 テルデンは俺にその事情を簡略に説明すると先に立って歩き始めた。 市場を抜けると急勾配の坂が立ち塞がっていた。石畳で整然と舗装された広い道路が坂の上まで続いている。 「ここを登れば私の仲間が待っている場所に着く。急ごうか。実はもう結構彼らを待たせてしまっているのでね。」 「それは分かったけど、なんで急に集合場所を変えたんだ?何かマズい事でもあったのか?」 「すまないが今はそれについて話すことは出来ない。だが君の心配が杞憂に終わることは保証するよ。」 テルデンはそれだけ言うとさっさと背を向けて坂を登り始めた。俺はその後に黙って従った。 議論は無用。 テルデンの背中がそう語っているように見えたからだ。
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■海賊(PK)について。 大航海時代を背景にしたゲームで、対人戦(PK、PvP)は仕様として存在します。 PKに対する考え方は人それぞれだと思いますが、この「大航海時代オンライン」はPKも特色として組み込まれているゲームなので、PKが苦手な人でも「そういうゲーム」なのであきらめて下さい。 「非戦がポリシーだから」という言う人は、戦わなくとも身を守る方法は存在します。 ■海賊(PK)対策 危険海域でしか海賊行為(PK)はできません。(自分が賞金首の場合をのぞく) 街の周辺で自分の名前が青色になる場所は海賊行為(PK)はできません。 危険海域に入ったら、コミュニケーション→検索 で、賞金首や酒場で名前を聞いた事のある海賊の名前がないかチェックしましょう。 賞金首はプライベート状態にしていても、検索にひっかかります。 見張りスキルを活用する。 遠くにいる船のキャラクター名を見る事ができます。 撤収の鐘を必ず持つ。回避スキル、応急処置スキル、逃走スキルを持つ。 100%ではないですが、白兵に持ち込まれた時は撤収の鐘が役に立ちます。 行商人が販売してますが、青銅2で作れるので、国民の鋳造職の方に材料を持って行って作って貰ってもいいかも。 回避スキルは、砲撃回避。応急処置は白兵での船員の減りを抑えられるので、撤収の鐘に失敗しても少しは時間稼ぎになるかも。 逃走スキルは、早足で戦闘区域から逃げる事はできますが、逃走スキル中の被弾は全てクリティカルになるので、距離を取ってから逃走スキルを使うように。
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Q.どこに行けばいいんだ A.トップとテンプレに書いてる Q.金が無い A.ネデならアムステルダムとヘルデルのピストン交易でも儲かるお Q.スレに基地外が沸いてるんですが… A.VIP大航海時代の風物詩です Q.wiki充実させろks!! A.てめーがしろks!! Q.おい詰まった助けてくれ A.スクールにいるならスク茶or商会チャットで呼びかける。そしたら心優しいIPや商会員が助けに来てくれます
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